福岡はまたもJ1復帰後、初勝利を挙げることができなかった。

 G大阪相手に前半を0-0で折り返すなど、ほぼ互角の戦いを演じながら、後半34分に一瞬のスキをつかれて失点。攻撃的な姿勢はみせたが、最後までゴールを挙げることができなかった。

 これでリーグ7試合(前節は熊本地震の影響で順延)で、いまだ勝ち星がない。井原正巳監督(48)は「強豪相手に最後まで戦う姿勢は見せられた。結果は出なかったが、今やっていることを継続していけば、必ず結果は出ると信じている」と前を向いた。

 熊本震災後、初めて九州でJ1のゲームが行われたことには「九州の代表として、なんとかして勝ちたかった」と無念さを口にしていた。