12位に沈む東京が、主将の攻守に渡るミスによって17位福岡に敗れた。

 0-0の後半16分のセンタリング。DF森重真人(28)がマークしていたFWウェリントン(28)に競り負け、決勝点を許した。後半ロスタイムには、相手MF末吉隼也(28)のハンドで得たPKのキッカーを務めたが、正面に蹴ったボールがクロスバーをたたき、無情にもはね返った。

 4戦勝ちなしの敗戦を招いたキャプテンは「今日は…間違いなく最悪な日。うまくいかない時は、とことんうまくいかない」と沈んだ表情。「準備してきたことと全く正反対の結果が出た。個人的な部分です」と、しきりに反省していた。