磐田は4失点し、今季アウェー初黒星を喫した。

 前半7分、MF小林祐希(24)のプレスからFWアダイウトン(25)がボールを奪い、左サイドのMF斉藤和樹(27)へ。斉藤のスルーパスに再びアダイウトンが反応して、ドリブルから右足ゴールを決めた。その後1失点し、前半を1-1で折り返した。

 しかし後半3分にロングスローから2失点目を許すと、その後も2失点。DF小川大貴(24)は「(2失点目は)後半早々で時間帯も悪く、難しくなった」と振り返った。MF小林祐希(24)は「いい入り方ができたのに、負けてしまったらもったいない。相手は試合の運び方もうまかった」と話した。

 連勝は2で止まったが、3年ぶりに復帰したJ1で6位につけている。名波浩監督(43)は「ケガ人が出て、場慣れしていないJ1で好不調の波もあって、メンバーに四苦八苦している中では、よくやっている方だと思います」と選手をねぎらった。