前半は0-0で折り返した。福岡は同3分、カウンターから決定的な先制機を得たが、U-23(23歳以下)日本代表DF亀川諒史(22)のシュートは惜しくもゴール右に外れた。ただその後は、湘南に攻め込まれる場面が目立ちCKを何度も浴びた。湘南は主導権を握りながら、フィニッシュの精度を欠いた。

 後半に福岡が先制した。同36分、MF城後寿(30)がクロスの競りあいでこぼれたボールを、倒れながら右足でねじ込んだ。福岡はホーム初勝利で今季2勝目、最下位を脱出した。