名古屋が後半の終盤に2点を挙げて引き分けに持ち込んだ。

 甲府はFWクリスティアーノを中心に攻めた。前半30分、左サイドを快速ドリブルで突破左クロスでチャンスを演出。同38分に右足ミドルシュートを放った。すると後半4分。クリスティアーノの左クロスから、混戦のゴール前でMF田中が決めて先制に成功した。

 一方の名古屋は199センチの長身FWシモビッチをターゲットに攻撃。しかし甲府守備陣が徹底マークし、チャンスをつくれない。後半17分には右足ミドルシュートで狙うがゴールを大きく外した。すると甲府が同23分に追加点。クリスティアーノの強烈なシュートのこぼれ球を、MF松橋が頭から突っ込んで決めた。

 名古屋は後半35分に右CKからシモビッチが頭で1点を返した。終了間際にはMF古林が同点弾を決めて、ドローに持ち込んだ。