磐田が勝利し、J1ホーム通算200勝を達成した。

 磐田が先制した。前半27分、MF小林のスルーパスをDF小川大がライン際で折り返し、最後はMF太田がダイレクトで決めた。さらに同36分、小川大が右サイドをドリブル突破してクロスを入れ、ファーサイドにフリーで走り込んだ小林が冷静に決めて追加点を奪った。視察に訪れた日本代表ハリルホジッチ監督が注目する小林が、得点を挙げた。甲府は同12分、FWクリスティアーノのパスにFWチュカが走り込むが、磐田DFがボールをクリアした。前半は2-0で折り返した。

 甲府は後半5分、クリスティアーノのドリブルからゴール前で混戦となり、最後はこぼれ球をMF稲垣が押し込んで1点を返した。後半は甲府が押し込む展開が続いたが、磐田は体を張った守備で守りきった。

 磐田は4試合ぶりの勝利。一方、甲府は7戦勝ちなしとなった。