甲府はアウェーで磐田に敗れ、7戦勝ちなしとなった。

 2点を追う後半5分、FWクリスティアーノ(29)のドリブルからゴール前で混戦となり、最後はMF稲垣祥(24)が左足で押し込んだ。その後も積極的に押し込んだが追加点を奪えず、同38分に3失点目を許した。

 佐久間悟監督(52)は「2点目を取るチャンスは十分にあった。(磐田に)3点目を取られないマネジメントの意識をもっと持たないといけない」と振り返った。

 ケガ人を多く抱えており、スタンドには「出られない仲間の想いと共に 今こそ甲府の総力を」と横断幕が掲げられた。7戦勝ちなしの状況だが、試合後、サポーターからは「佐久間コール」が沸いた。同監督は「けが人も徐々に戻ってきて、コンディションも上がっている。サポーターのコールを、激励と受け取りたい」と話した。