神戸が3年連続の決勝トーナメント進出を決めた。同ユース出身の新人MF中坂勇哉(18)が、前半10分にプロ初ゴールとなる先制弾。攻守で圧倒し、既に敗退が決定している名古屋に4-0で大勝した。試合のなかった大宮とともにA組2位以内が確定。クラブ史上初タイトルへ前進した。

 ユースから昇格の新人MF中坂が華麗なプロ初弾を決めた。前半10分にFWレアンドロのパスに反応し、相手GKと激突しながらもループシュートを沈めた。18歳は「入るとは思わなかったけど、触るだけ触ろうと思って(足を)出した」と笑顔。3年連続の決勝T進出を決める貴重な初ゴールに、ネルシーニョ監督は「ボールを持った時に、勇気と落ち着きを見せてくれた」と褒めた。