アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)での悔しい敗退直後の浦和だが、攻守の早い切り替えを再徹底し、鳥栖を敵陣に押し込んだ。

 前半24分には右CKにDF遠藤が頭で合わせたが、シュートはゴール左に外れた。鳥栖は同ロスタイム、ロングボールをFW豊田がしぶとく残し、MF白星東、豊田と立て続けにシュートを放った。

 後半、浦和は斜め方向からDFラインを狙うパスで打開し、再三チャンスをつくった。しかしエリア内に8人が入って身体を張る鳥栖守備陣を崩し切れず。逆に同30分、鳥栖は白星東が相手をかわして惜しいシュートを放った。浦和は終盤まで攻め続けたが、微妙な判定でのファウルもかさみ、守備を固める鳥栖を最後まで攻めあぐねた。