仙台が4発大勝で今季初連勝を飾った。

 前半37分、カウンターからMF金久保順(28)がドリブルでDF2人をかわしてのスーパーゴールを突き刺し先制。前半46分にはFWハモン・ロペス(26)のクロスに野沢拓也(34)が反応し追加点。2点リードの後半14分には、右CKからDF渡部博文(28)が野沢のクロスに頭を合わせ3点目。その後はPKを含み2失点も、後半36分には途中出場のエースFWウイルソン(31)がループシュートを入れ4点目。ゴールラッシュでホームを沸かせた。

 金久保は「守備から攻撃に切り替える時に良いボールが来ていたので(GK六反から)ボールをもらい、自分で行こうと思った。1人1人の強い気持ちが4つのゴールにつながった」と笑顔で話した。

 渡辺晋監督(42)は「勝ち切れて良かったが、無失点で終わらなければいけないゲームだった。しかし21日のナビスコ杯(アウェー川崎F戦)でいいところなしに帰ってきて、中3日でしっかり戦えたのは評価したい」などと話した。