G大阪は30日、大阪・茨木市などの小学校計29校を訪問する地域ふれあい活動を行った。選手やコーチが10組に分かれて訪問した。

 茨木市立三島小学校に訪れたのは、現役時代に参加して以来となる宮本恒靖ユース監督。DF米倉恒貴(28)、FW呉屋大翔(22)、MF妹尾直哉(19)と一緒にミニゲームに参加。給食もともにした。

 宮本監督は小学生の身長に合わせてしゃがんで話を聞いたり、1人1人と握手をするなど丁寧な対応。偶然にも先日、羽田空港ですれ違った女性に声を掛けられたことが心にあったという。

 「女性から『12、13年前に私の小学校に来てくれたんです』と言われた。もう、ちっちゃい子どもも連れていて。1人の人間にインパクト残せるのは重要なんだなと。負けない気持ちだったり、夢を持つ、目標を持つことは大事。伝えるいい機会」と笑顔だった。