ドイツの大衆紙ビルトは13日付で、J2のC大阪から同国2部リーグに降格するハノーバーに対し、所属するMF山口蛍の獲得申し入れが届いていると報じた。報道では、山口自身が古巣復帰を希望していることがハノーバー側に伝えられており、近日中に両クラブが合意に至る見通しという。

 C大阪の玉田稔社長によると、山口と10日ほど前に面談。「本人は日本に戻りたいと言っている。戦力として考えているし(移籍金などの)条件面が合えばいい」と昨季主将の復帰を期待した。

 山口は今年1月、C大阪からハノーバーに完全移籍したが出番に恵まれず、3月の日本代表戦で顔面を負傷してからはシーズン終了まで欠場した。