G大阪は20日、日本代表FW宇佐美貴史(24)が、ドイツ1部アウクスブルクへ完全移籍すると発表した。契約期間は20年6月末までの4年間。移籍金は2億円、年俸は1億円(金額は推定)。3年ぶりの欧州再挑戦で、前回も同じドイツ(Bミュンヘン、ホッフェンハイム)だったが結果は残せなかった。宇佐美はクラブを通して「またブンデスリーガでプレーできるのが、すごく楽しみ」とコメントした。今日21日に移籍会見を行う。

 25日の第1ステージ最終節名古屋戦(吹田S)がラストマッチとなり、試合後にはセレモニーが予定されている。翌26日にも渡欧し、現地でメディカルチェックを受けて正式契約を結ぶ。アウクスブルクのロイター社長は「宇佐美は若いが、ここ数年G大阪で非常に成長している。彼がそのクオリティーで助けてくれると確信している」と期待している。