逆転Vを目指した川崎Fは大宮に快勝するも、第1ステージ優勝を逃した。

 前半22分、MF中村憲剛からパスを受けたMF大塚翔平がペナルティーエリア内から右足を振り抜き、先制点を奪った。ゴール後は21日に生まれたFW小林悠の次男を祝うゆりかごダンスを披露。中村も大塚の頭をたたいて先制点を喜んだ。

 同26分には、中村からパスを受けたFW大久保嘉人がオーバーヘッドシュートを放つも、枠を捕らえることが出来なかった。

 大宮は前半19分、DF奥井諒のクロスをFW家長昭博がエリア内で受けたが、トラップが大きくなり、GKに阻まれた。

 川崎Fは後半も猛攻が続く。1-0の同11分、中村がエリア内右から左足を振り抜き、ゴール左へ突き刺した。背中と腰を痛めていたが、右拳を突き上げ、復活をアピールした。

 大宮も後半43分に家長からFWネイツ・ペチュニクがシュートを放つも、サイドネットに当たり、得点出来なかった。

 試合には両チームでプレーをしていた日本代表GK川島永嗣も応援に駆けつけていた。