仙台はホームで惨敗した。前半20分までに2失点し、後半42分に3点目を奪われた。試合の立ち上がりで“自滅”し、巻き返せないまま今季5度目の3失点負けを喫した。

 渡辺晋監督(42)は厳しい表情で試合を振り返った。「襲いかかろうと準備もしてきたし、立ち上がりの圧力が強みだったが、なぜ腰が引けてしまったのか理解しがたい」。前線からのプレスとハードワークが今季の戦いだったが、この日の序盤は受け身のうちに2失点。DF渡部博文(28)は「自分たちからラインを下げてしまい(相手に)バイタルエリアで前を向かれてしまった。後ろ(DF陣)と中盤で意思疎通の甘さがでた」と悔やんだ。

 DF平岡康裕(30)は「前半の2失点が全て。早い時間に立て続けに失点し、自分たちのリズムを失った。反省は次に生かす」と話していた。