ナビスコ杯から改称された「YBCルヴァン杯」の決勝トーナメントの組み合わせが3日、決定した。各クラブを代表する選手たちが都内で抽選会を行い、浦和は神戸との対戦が決まった。ホームアンドアウェー方式の準々決勝は8月31日、9月4日に、準決勝は10月5、9日に行われ、一発勝負の決勝は10月15日に埼玉スタジアムで開催される。

 浦和は神戸との3連戦を迎えることとなった。くじを引いたFW武藤は「一番引きたくなかったのが神戸」とポツリ。8月27日にアウェーでリーグ戦を戦った後、31日にアウェー、9月4日にホームでルヴァン杯を行う。9日間で3度の顔合わせに思わず苦笑いした。ただ、直近の公式戦5戦を3勝2分けと好相性。武藤は隣にいた神戸FW渡辺の表情を見逃さなかった。「負けてるだけあって嫌そうな顔をしてた」とニヤリ。決勝は2年連続で埼玉。03年以来優勝から遠ざかっているが「埼スタの決勝に浦和が立つべき。チームの勝利を導くゴールを決めたい」と青写真を描いた。