ハノーバーから復帰したC大阪MF山口蛍(25)が熊本戦に移籍後初出場し、5連勝に貢献した。25歳は「連勝が続いて良かった。(フル出場は)収穫ではある」と好感触を口にした。守備的MFとして好機につながるパスを何度も供給し、ミドルシュートを2本放った。被災地での試合には「サッカーでしか何かできないので、勇気づけられるプレーをしていけたらと思う」と胸を張った。

 J1昇格に向けて大きな戦力が加わり、大熊監督は「チームや日本のためにもメッセージのあるパスを出してほしい」と期待を寄せた。この日が全42試合の折り返しで、首位札幌とは勝ち点2差の2位。札幌が消化は1試合少ないが、自動昇格の2位以内へ好位置をキープしている。