先制したのはホームの神戸だった。前半8分。FWペドロジュニオールからパスを受けたFWレアンドロが、左寄りの位置から右足で巻くようにして放ったシュートが、そのままきれいにゴールに吸い込まれた。

 アウェーの鳥栖は同32分。MF鎌田のクロスをMF金民友が合わせて同点とする。鳥栖は後半開始すぐにも、鎌田がカットインして勝ち越し弾を決め2-1とリードした。

 このままでは終われない神戸も反撃する。同20分、MF小林が左足で上げたクロスをFW渡辺がダイビングヘッドで合わせて2-2の同点。会場は一気にヒートアップした。

 両チームとも第2ステージの開幕2連勝を狙って奮闘したが、2-2のまま引き分けた。