第1ステージ(S)王者の鹿島が、4発で第2S初勝利を挙げた。

 前半33分、FW金崎のシュートのはね返りをMF遠藤が右足で蹴り込んで先制。後半4分には、2試合ぶりに復帰したFW金崎が追加点。浅野に1点を返されたものの、2分後の後半11分、この日がJ1通算100試合出場のFW土居が左足で突き放した。前週、UAEへの電撃移籍が決まったMFカイオのポジションで先発したMF中村にも今季初得点が生まれ、第2S開幕のG大阪戦(1-3)のダメージを吹き飛ばした。6月の月間MVP候補にも挙がっている土居は「ちゃっかり決めちゃった」。続けて「カイオがいないと感じさせない4ゴールでした」と笑顔で年間優勝へ仕切り直した。