9位の千葉は18位水戸に手痛い黒星を喫した。0-1で敗れ、13年9月以来3年ぶりの3連敗となった。

 千葉は前半6分、右からのスローインからパスワークで崩し、MF井出遥也(22)が角度のない位置からシュートを放つも、左のバーを直撃した。同39分、水戸が先取点を奪った。中央からMF兵働昭弘(34)のスルーパスに反応したMF白井永地(20)が抜け出し、右足トラップでGKを交わして、無人のゴールに流し込んだ。

 後半8分、千葉は左サイドを崩し、折り返しをMF井出がエリア内からシュートを放つも、DFにスライディングでブロックされた。同38分から、リオデジャネイロ五輪代表から漏れたFWオナイウ阿道(20)を投入。相手の足が止まった時間帯に、攻撃に厚みを持たせた。最後は全員攻撃。しかしゴールを割れず、試合終了となった。

 水戸は8戦ぶり勝利。千葉は5戦勝ちなしとなった。