リオデジャネイロ五輪代表の東京DF室屋成(22)が、J1初出場で手応えをつかんだ。

 ホーム甲府戦から一夜明けた10日、東京・小平市内でランニングなどリカバリーを行った。右サイドバックでフル出場と無失点で勝利を飾った念願のデビュー戦を振り返り「小さい頃からの夢がかなってうれしく思う」と顔をほころばせた。試合後はお立ち台にも立ち、友人から祝福のLINE(ライン)が100件ほども入ったと明かした。中3日の13日にはアウェー福岡戦だが、体力面に問題はなし。「これがスタートだと思って頑張りたい」と、リオへ出発までの残り2戦でさらなる自信をつかむつもりだ。