G大阪MF倉田秋(27)が11日、大阪・吹田市内で大宮戦(13日、アウェー)に向けて非公開練習に臨んだ。第2ステージ(S)が開幕し2連勝中。ボランチとして攻守に貢献する倉田は「勝っている時のガンバのサッカーに戻った。(国内3冠を果たした14年よりも)レベルアップしつつある」と手応えをつかんでいた。

 特に攻撃が活性化した。第2Sは2試合でチームは計6得点。倉田は「(14年は)奪ってカウンターが多かった。今は時間をかけて崩したり、何人かが絡んで崩したり、違う(攻撃)パターンもある」と説明した。

 その攻撃に大きく貢献する27歳を長谷川監督は「秋(倉田)は難しい時間帯でも、バランスを取ってくれる。ボランチとして日本代表を目指せるだけの能力がある選手」と評価。大宮戦にも期待を寄せている。

 中3日で臨む一戦に、倉田は「夏場の連戦ではストレスをためないことが大事」だという。ストレス解消法としては「筋トレ」で「今は勝てているのでそんなにストレスはない。疲れているメンバーがいたら、自分がチームのために走りたい」と意気込んだ。