新潟は1-2で仙台に敗れた。15年第1ステージ第11節から第14節以来で、チームワーストタイの4連敗を喫した。

 粘りも及ばなかった。新潟は1-1の後半21分、仙台MF奧埜博亮(26)に勝ち越し点を許した。

 勝利をつかみかけていた。0-1の後半16分、MF野津田岳人(22)のFKをDF舞行龍ジェームズ(27)がヘディングで決めて自身J1初得点。同点とし、さらにその4分後、FW山崎亮平(27)がPKを獲得。自ら狙ったが、仙台のGK関憲太郎(30)に止められた。決勝点を奪われたのはその1分後だった。

 前節川崎F戦(13日)はロスタイムに失点して2-3の敗戦。それから中3日。気持ちの切り替えはできていたが、吉田達磨監督(42)が「落ち着いてうまくコントロールしていこう」とハーフタイムに出した指示は、届かなかった。

 得点は重ねるが、守りきれない状況で、黒星が4つ連なった。