J2清水FW鄭大世(32)が、今日20日のホーム東京V戦で自身初のリーグ4試合連続得点を目指す。

 川崎F時代は3試合連続得点を4度記録しているが、4戦連発は1度もない。ドイツと韓国でも達成できなかった記録がかかる鄭は19日の練習後、「まずは試合に勝つことが大事。ゴールは勝った時に評価されるもの」と冷静に話した。

 今季は18試合出場で9得点。2試合に1得点のペースでゴールし、日本では09年川崎F在籍以来の2桁得点にあと1点だ。現在、J2の得点ランクは5位タイ。それでも「ランキングは見ないようにしている。意識すれば判断が鈍るので」と話す。チームは5月のアウェー東京V戦で敗戦して以降、9戦負けなし。鄭は「チームを助けるプレーをしたい」と無欲でゴールを奪い、勝利に導く覚悟だ。【神谷亮磨】