Jリーグは21日、クラブライセンス制度導入4年目となった15年度の全52クラブの経営情報を開示し、J1とJ2で参加資格を失う債務超過や3期連続赤字のクラブは14年度に続いてなかった。

 5月の先行発表に含まれなかった3クラブのうち、J1柏が3800万円の赤字。営業収入が40億円を超えたのは14年度の浦和、横浜、名古屋、鹿島の4クラブから、東京、G大阪、川崎Fを加えた7クラブに増えた。全クラブを合計した営業収入、営業費用とも初めて900億円を突破。