ブラジル人コンビの活躍で敵地で勝ち点1を挙げた。涼しい仙台と違い、汗がしたたり落ちる福岡の気温は29度。それでも前半36分、FWウイルソン(31)がMF奧埜からのパスをダイレクトで右足でズドン。爽快なゴールは自身4年ぶりの3戦連発弾となった。「このまま続けていきたいね。コンビネーションの練習はしてきたから、試合で結果が出たのはチームが上昇中というのを示している。もっともっとゴールを決めたい」と喜んだ。

 後半30分からはMFパブロ・ジオゴ(23)がリーグ初出場。7月に加入してきたばかりだが、持ち前の加速力で好機を演出した。「ベガルタのユニホームを着て早くプレーしたかった。仙台と比べて暑いと感じたが、自分にとっては問題ない」と暑さを苦にせず、気を吐いた。