最初に決定的なチャンスを得たのは甲府。

 前半11分、DF山本英臣(36)の縦パスに合わせて、MF橋爪勇樹(26)が抜け出し、フリーでシュート。ここは新潟の守備に阻まれる。

 新潟は前半16分、MF小泉慶(21)からパスを受けたDF松原健(23)がミドルを狙うがバーの上に外れる。

 甲府は前半35分、CKの混戦からFWドゥドゥ(26)がペナルティーエリア内で倒され、PKを獲得。ドゥドゥがこれを決めて先制する。

 後半に入り、甲府はサイドからの突破を軸にたびだび新潟のゴール前に攻め込む。新潟も長いパスで裏を狙い始め、ペナルティーエリア付近に走り込む回数を増やす。ただ、ともに決定的な場面はつくれなかった。

 先制点を守った甲府が3試合ぶりの勝利。新潟は今季初の連勝を逃した。