年間勝ち点で首位を争う両チームの対戦は、アウェーの川崎Fが先制した。

 前半15分にMF中村が、FW小林の右からのパスを右足ダイレクトで決めた。ホーム浦和も同28分、インターセプトから攻め上がったDF森脇の折り返しのこぼれ球を、FW李が押し込んで同点に追いついた。

 後半は浦和が攻勢に出たが、追加点を挙げたのは川崎F。後半29分、MF大島のパスに抜け出したDFエウシーニョの右からの折り返しを、前日に結婚を発表したMF森谷が押し込んだ。川崎Fはさらに同38分、FW大久保がネットを揺らしたが、直前にハンドがあり得点ならず。浦和はDF槙野を攻撃的な位置に上げて反撃を狙ったが、再三の決定機を生かせなかった。