鳥栖は試合終了間際にPKで失点し、2連勝を逃した。

 前半12分、MF金民友(26)が磐田DFラインの裏にスルーパスを出した。それが相手DFのトラップミスを誘い、最後はこぼれ球にMF鎌田大地(20)が反応して右足で冷静に決めて先制した。その後はカウンターから何度もチャンスを作るが決めきれなかった。後半ロスタイム、DF藤田優人(30)がペナルティーエリア内で、右クロスに合わせてジャンプをしようとした磐田FWを抑えたと判断されて警告を受け、PKを与えた。

 土壇場で同点に追いつかれ、勝ち点2を失った。PKの判定に猛反論したマッシモ・フィッカデンティ監督(48)は試合後も「言わせてもらわなければ、気が済まない。完全にあちら(磐田)のファウルだった。苦いものが残っている。1-0で終えることができず、非常に残念だ」と怒りを口にした。