浦和は苦手のアウェー神戸戦に敗れ、痛いリーグ戦2連敗となった。前半33分には縦パスを奪われると、3秒足らずで前線フリーのFWペドロ・ジュニオールにつながれ、先制点を許した。後半9分にもMFニウトンのドリブル突破、ペドロ・ジュニオールの抜け出しで決定機をつくられ、MF渡辺に決められた。

 決定機の数では上回ったが、縦パスで攻撃のスイッチを入れる瞬間を狙った、抜け目ないカウンター攻撃にやられた。MF柏木は「前線にブラジル人FW2人が残っているので、単純なクリアが彼らにつながってピンチに…。もっと相手にボールを持たせたりする試合運びも必要だった」と反省。

 これでアウェー神戸戦は最近8戦で2分け6敗。相性の悪さを払しょくできず年間勝ち点首位の川崎Fとの差を縮められなかった。