磐田は神奈川大に辛勝し、3回戦進出を決めた。

 前半40分、DF石田崚真(20)の右クロスをFW森島康仁(28)が相手DFと競り合いながら頭で合わせて先制した。さらに後半ロスタイム、途中出場のMF荒木大吾(22)のゴール前のパスから、最後はフリーのFW中村祐輝(29)が右足で決めた。

 スコアは2-0だが、クロスバーやポストに助けられる場面もあり、名波浩監督(43)は「プロらしくない内容だったので不満はありますが、次のステージに進むという最低限のミッションは達成できた」と振り返った。先制点を挙げた森島は「いいクロスがきた。Jリーグと同じような気持ちで戦っていたので、勝ててよかった」と話した。