神戸は打ち合いを制し、リーグ戦4連勝で第2ステージ4位に浮上した。

 外国人2トップが威力を発揮した。1点を追う前半45分にFWレアンドロ(31)のパスからMFペドロ・ジュニオール(29)が左足で決めて同点。さらに後半5分には相手DFに囲まれながらペドロ・ジュニオールが再び豪快に決めて逆転。7分後には、レアンドロが相手DFをかわして決めた。その後、同点に追いつかれるが、同ロスタイムに背後からの浮き球をレアンドロが頭で決めて、土壇場で勝ち越した。

 ネルシーニョ監督(66)は「総じて、我々が勝利に値するチームだったと思う」と振り返った。ペドロ・ジュニオールとレアンドロの活躍については「2人のゴールは大きいが、チームでの役割があって、仲間がチームとして戦っていることがベースになっている。そこが出せていることが、いいことだ」とチームを称賛していた。