横浜MF喜田拓也(22)が13日、左足首の手術を終えてチームでリハビリを開始した。

 5日に痛めていた手術を行い、久々にチームへ合流。ピッチをゆっくりとランニングした。入院中にチームはルヴァン杯、天皇杯、Jリーグと連戦を勝ち抜いた。

 喜田は「粘り強く戦って勝ちきっていた。サポーターの声援を外から感じて、やっぱりいいもんだなと感じた。ルヴァン杯も次に進めたし、仙台もリーグの5連戦最後のとこでだいぶきつかったと思いますけど、一丸になって良い姿を見せてくれたので、俺も刺激されたし、チームとしても良い方向に進んでることはうれしい」と仲間の奮闘をたたえた。

 離脱中にはW杯アジア最終予選の予備登録メンバーリストに名前が挙がり、「驚きというかオリンピックの代表も終わってもう残すところはそこしかないので、マリノスで結果残せなければ確実に上にはいけない」と自覚を持った。その上で「本当に小さいかもしれないですけど今まで積み重ねてきたものがリスト入りにつながったのかなと思う。本当、マリノスのためにがむしゃらにやって、マリノスの結果に全力を尽くせるように続けてやっていきたいです」と話した。

 全治は3週間の見込みで、徐々にコンディションを戻していく。喜田も「できるだけ早く戻れるように頑張ります」と意気込んでいた。