千葉と山口の昇格プレーオフを争うチーム同士の一戦は引き分けに終わった。

 前半にチャンスを作ったのは千葉だった。前半13分、MF北爪健吾(24)の右サイドからのクロスにFWエウトン(31)が頭で合わせ、ゴールを襲うもGKが飛び込んではじき出した。エウトンは、こぼれ球に詰めて、シュートを放つが右ポストに直撃した。同39分、MF長沢和輝(24)の右CKにDF若狭大志(27)がニアで頭で合わせたがクロスバーだった。

 後半20分に千葉が先制した。右サイドから長沢が折り返し、エウトンがダイレクトで合わせた。千葉は2年ぶりの3連勝が目前まで迫っていたが、後半ロスタイム。FW中山仁斗(24)がヘディングで決めて、土壇場で山口が同点に追いついた。