横浜DF中沢佑二(38)が25日のアウェー川崎F戦の重要さを説いた。

 23日、遠征先の高知から帰京し、回復メニューをこなした。第2ステージ4位で首位浦和とは5差。川崎Fに勝てば3位に浮上する一戦に「ここが1番のヤマ場。勝つか負けるかでだいぶ違う。それはフロンターレも同じだと思うけど非常に重要な一戦」と位置付ける。

 相手はエースFW大久保嘉人とMFエドゥアルド・ネットが出場停止。追い風と捉えがちだが「そういうのが1番危ない。(いないからこそ)一致団結してくる」と警戒心を強めた。

 チームは9月の公式戦を5戦全勝と勢いに乗っている。また22日の天皇杯3回戦東京V戦ではMF中村俊輔(38)が左足甲の負傷から約2カ月ぶりに復帰し、1得点1アシストと結果を残す好材料も。DF栗原も「今回は俺たちが追う立場なので思いっきりやれれば」。挑戦者の立場で上昇気流にのっていくつもりだ。