浦和DF槙野が23日、Bリーグに刺激を受け、ファン層拡大戦略の必要性を説いた。22日に同リーグ開幕戦A東京-琉球を現地で観戦。「何とか競技自体を広めていきたいという気持ちが伝わってきた。この開幕をきっかけに、何とか盛り上げようと、みんなが頑張っていた」と振り返った。

 A東京の日本代表松井の誘いで観戦。1カ月ほど前に共通の知人を通して「一緒に食事を」と申し込まれたのがきっかけだった。ファンサービスや、メディア、SNSでのサッカーを盛り上げる活動で知られる槙野は、その席で「どういう考えでサッカーを盛り上げているのか」と熱心に聞かれた。

 槙野は「彼らは自分たちでチケットを配ったりとか、イベントに出向いたりとかして、ファンとの距離を縮める努力をしていると聞いた」と逆に刺激も受けたと強調する。「サッカーもそれは必要。もう少し周りと協力しながら、サッカーの魅力を広める運動をしないと」とうなずいた。