J2のC大阪は27日、北海道・札幌大谷高のMF大山武蔵(18)が来季から加入すると発表した。

 大山は1月の全国高校選手権、今夏の高校総体に出場した札幌大谷の中心選手。7月にC大阪の練習に参加し、日本代表MF山口蛍(25)らとプレーし「スピードは十分に通用する」と手応えを得たという。

 30メートル走は3秒9。C大阪チーム統括部のMF森島寛晃氏(44)は「間違いなく僕の現役時代より速いし、のびしろは大きい」と評価。大熊清監督兼強化部長(52)も「スピードはセレッソの中でもずば抜けて速い」と話していた。

 札幌大谷からは初のJリーガーとなる大山は、この日、札幌市内の同校で会見。C大阪からはMF香川真司(27)やMF清武弘嗣(26)ら多くの選手が海外に移籍して活躍していることもあり「将来は(イングランドの)プレミアリーグでプレーしたい」と意欲的だった。