横浜MF斎藤学(26)がニューヘアで10月1日のアウェー甲府戦へ意気込んだ。

 29日、横浜市内の練習場で約1時間半の全体練習を行った。気分転換に前日の練習後に美容院へ行き、サイドの髪の毛を少し刈り上げ、髪色は明るい茶髪をベースにネイビー色を混ぜた「ネイビーアッシュベージュ」にして透明感を出した。

 前節25日のアウェー川崎F戦を2-3で落とし、リーグ優勝の可能性が極めて低くなった。試合後には涙を流し、その後もなかなか切り替えられなかったという。それでも現在はチームの中心選手という自覚を持ち「チームの雰囲気が落ちているということはないけど、(気持ちを)高めるのはなかなか難しいものあるから、もう一つ上げていくために俺のとこでスイッチを入れられるようにしたい」と話した。

 リーグで流れを取り戻し、ルヴァン杯へとつなげていく。「ここでずるずると負けていくとルヴァンにも影響される。タイトルを取るためにも甲府の入りが大事」と分析する。第1ステージでの対戦では引き分けたからこそ「先制点を取って自分たちのリズムで試合をしていく」とリベンジを誓った。