湘南のU-18(18歳以下)日本代表MF斉藤未月(17)が、窮地のチームへ恩返し弾を誓った。

 30日、神奈川・平塚市内で練習。1日のホーム柏戦は負ければ、降格の可能性もある。「チームと自分の特長をしっかり出して、勝ちたい。敵のことは考えず、自分のサッカーをしたい」と意気込んだ。22日の天皇杯徳島戦では、公式戦初得点。「Jリーグにつなげたい気持ちが芽生えている。点の欲も出始めている。チームとして点が取れていないので、(ゴールが)個人としても目標」と話した。

 小学5年から湘南の下部組織。今年5月に2種登録からプロ契約になり「育ててもらった分、チームを救える選手にならないといけない」。残り4試合で、残留圏内の15位新潟とは勝ち点差7。奇跡の残留につながる活躍を見せたい。