横浜MF斎藤学(26)が13日、悔しさを胸にオフ返上でチームに合流した。代表活動の疲労等でチームからオフを言い渡されていたが、自主的にランニングとボール回しに参加。「休む意味はない」と活発に動いた。

 3月以来となる日本代表に追加招集されるも2試合とも出番なしに終わった。「悔しいけど切り替えたよ。ピッチに立てなかったつらさを誰よりも感じるのは日本で俺が1番なんじゃないかな」とポツリ。キレのあるドリブルは自信を持つが、足りないのは信頼関係だと認識した。11日のオーストラリア戦後の会見でハリルホジッチ監督は「経験がない分、プレッシャーに負ける不安があった」と名指しで起用されなかった理由を明かしていた。「ここで自分がダメになったら意味ない」と斎藤。代表戦のピッチへ再び立つために横浜で再出発を誓った。