GK西川周作(30)がPK戦でキックを1本止め、13年ぶり2度目の優勝に大きく貢献した。

 西川はG大阪の4人目、FW呉屋大翔(22)のキックをほぼ中央から動かずに、右足で止めた。

 値千金のセーブを見せた西川は「絶対に1本は真ん中に来ると思っていた。(3本目のMF今野のキックが)真ん中に来た時に、次真ん中から動かないように決めていた。(呉屋は)途中から入って緊張している。中に入りやすいと思った」と明かした。狙いが見事的中し「向こうも自分がサイドに飛ぶという情報が入っているかもしれない。これからのPKにまた1つデータが増えたと思う」と自信を見せた。