浦和が悲願の10年ぶり国内タイトルを手にした。

 負傷中のMF梅崎も仲間の粋な計らいでトロフィーを掲げた。ルヴァン杯準々決勝第1戦の神戸戦で左膝前十字靱帯(じんたい)を損傷し、全治6カ月と診断され戦列を離れた。チームは梅崎のためにもという思いで戦ってきた。表彰後にピッチに梅崎が加わると、優勝トロフィーは自然と梅崎の手に渡った。天に大きく掲げると、サポーター含め会場から大きな歓声が沸いた。