リードを奪ったのはホームの東京だった。前半14分にMF中島のスルーパスを受けたMF河野が左足で決めた。さらに同19分には右サイドをMF東が突破。飛び出してきた鹿島GK曽ケ端に倒され、絶好機を阻止された。

 前半攻め込まれた鹿島は、後半に入って反撃。後半21分、右サイドからのFKをDFファン・ソッコが頭で合わせた。さらに同27分にはMF柴崎がドリブルで突破し、右クロスを放り込んだ。残り15分切ったところでMF小笠原を投入し柴崎を1列前でプレー。追いつこうとしたところで、東京が突き放す。同39分、ゴール前の混戦からFW前田が押し込んで決めた。

 鹿島はロスタイムにDF山本のゴールで1点差としたが、最後は追いつけずに2連敗。東京は、08年を最後に13試合連続で勝てていなかった鬼門の鹿島戦で快勝を収め、2連勝となった。