川崎Fの日本代表FW小林悠(29)が負傷退場した。

 鹿島戦の前半31分、FW大久保の浮き球スルーパスに反応し、前線へダッシュ。相手DFを振り切った瞬間に脚を痛めた。肉離れしたかのような動きを見せて、GK曽ケ端の手前で失速。ピッチに倒れ込むと担架で運ばれ、同37分にFW森本と交代で退いた。

 試合を視察した日本協会の霜田技術委員は「詳しい症状は診断まで分かりませんが(日本代表ハリルホジッチ監督には)ハーフタイムに『悠が前半に負傷した』と連絡を入れました」。日本代表の早川フィジカルコーチは「正確な診断は川崎Fさんがしますが、左太ももの裏のけが、としか今は言えない。軽くはないと思う」と説明。軽傷でなければ、11月11日の国際親善試合オマーン戦、同15日のW杯ロシア大会アジア最終予選サウジアラビア戦への出場は厳しそうだ。