横浜FCがDF永田拓也(26)の決勝ゴールで、2-1と山形を破り、勝ち点58でJ1昇格プレーオフ出場権(3~6位)獲得に望みをつないだ。FWカズ(三浦知良、49)は7戦連続でベンチ入りしたものの、3戦ぶりに出番がなかった。

 横浜FCは前半28分に相手の退場で数的優位に立つと、同39分にFWイバ(31)がゴール正面からのFKを左足で直接決めて先制。後半31分に同点とされたが、同42分、ゴール前でこぼれ球を拾った永田が、左足を思い切り振り抜き、グラウンダーでゴールを決めた。3連勝となる決勝弾に永田は「最高です」と笑顔。中田仁司監督(54)も「大切なのはプレーオフに入りたいという意地。それで結果が前向きになればいい。今後も良い準備をして勝利を目指したい」と残り3節での逆転プレーオフ出場に意気込んだ。