甲府の佐久間悟監督(53)が3日、チームの4季連続の残留が決まった本拠地での鳥栖とのリーグ最終戦後、今季限りで退任することを明らかにした。「来季は次の指導者に託すことになる」と語った。兼任していたゼネラルマネジャー(GM)に専念する。監督には昨季途中に就任し、2シーズン連続で残留に導いた。

 関係者によると、後任には新潟前監督の吉田達磨氏(42)や清水元監督のアフシン・ゴトビ氏(52)ら複数の候補が挙がっている。

 佐久間監督は後任について「確固たるスタイルをお持ちで、トップやアカデミーで実践された方をリストアップしたい」と述べた。