熊本が16位で今季を終えた。4月に大震災に見舞われ、1カ月もリーグ戦を中断せざるを得ない状況に見舞われた。それでも苦境から立ち上がり、12勝10分け20敗で全日程を終了。

 この日はJ1昇格プレーオフに出場するC大阪と互角の戦いを演じ、清川浩行監督(49)は「苦しかったシーズン。選手が耐え忍んで、ここまでやってくれた。厳しいというよりも、キツかった。(選手、スタッフ)全員が被災した中で戦ってきた。人生の厳しい、大変な思いをした。(選手は)来季につなげて、また熊本のためにやってくれると思う」としみじみと語った。