Jリーグの年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)決勝の第1戦は明日29日に行われ、浦和は、準決勝で川崎Fを下した鹿島とアウェーで対戦する。浦和DF遠藤航(23)は湘南でJデビューした10年から昨季まで5年間ともにプレーした鹿島DF永木とのマッチアップを心待ちにした。

 年間勝ち点1位の浦和は、2差で同2位だった川崎Fには今季、第2ステージや天皇杯で敗れた。決勝でのリベンジを期する意見が多く占めた中、遠藤は「元チームメートがいるし、個人的には、きてほしいと思っていた。それぐらい楽しみ」と“鹿島推し”だったと明かした。ハリルジャパンにも選出された永木に対し「あそこまでボールを奪える選手はそういない。味方なら頼もしいが、ボランチにパスを出すときには気を使わないと」。守備陣の意地を見せ、10年ぶりリーグ優勝を手にする。【岡崎悠利】