来季からJ1に昇格するC大阪が5日、大熊清監督(52)が退任し、2017シーズンの新監督として尹晶煥(ユン・ジョンファン)氏(43)が就任することを発表した。

 元韓国代表MFの尹新監督は、現役時代の00~02年までC大阪に在籍したクラブOB。指導者としては11~14年途中まで鳥栖で指揮を執った。その後、Kリーグ蔚山の監督を務め、今季は4位でシーズンを終えていた。

 尹氏はクラブを通して「今までC大阪のことを忘れた事はなく、監督としてこのチームに戻って来ることが出来て本当にうれしく感謝している。たくさんの方々に愛して頂けるように、また、もっと多くの喜びと希望を与えられるように頑張ります。早く選手たちと打ち解けて1つになれるように努力し、来シーズンはさらにチームに良い結果を残せるように最善を尽くす」と、意気込んだ。

 前日4日の昇格プレーオフ決勝を制し、3年ぶりのJ1復帰を決めた大熊監督は「J1昇格という厳しい山を越えることができたのは、ファン・サポーターの皆さま、チームを支えていただいたスポンサー、関係者の皆さまのおかげ。本当にありがとうございます。C大阪は新しいスタートラインに立ち、昨シーズンの悔しさ、今シーズンの喜びを忘れず、これからもチーム一丸となって戦います」とコメントした。