オセアニア代表のオークランド(ニュージーランド)DF岩田卓也(33)は定位置の左サイドバックで先発し、5大会連続出場を果たした。12、15年の広島に続いて3度目のJリーグ勢との対戦。前半25分にクリアへの対応が中途半端になってピンチを招いたが、マッチアップした鹿島MF遠藤やDF西にスペースを与えず、安定した守備を見せた。

 チームは先制点を奪いながら、終盤にゴールを許しての逆転負け。岩田は「自分としては今までで一番落ち着いていたけど、そこがダメだった部分でもあると思います。すごい悔しいですけど、切り替えてやっていきたい。(鹿島は)連動してきて、やりにくいチームだったので。最終的に失点もマークの受け渡しができず、失点したと思うので、Jリーグの壁は高かった」と悔しげに話した。

 また、子どもが生まれたばかりだったようで「自分としては全力でやりましたけど、嫁の頑張りに比べたら、頑張りが足りなかった。でも、頑張りました。僕にしてみれば夢にも思わなかった舞台で戦えるということで、次もチャレンジできるということで、これからも身体が動く限り、チャレンジしたい」と話した。